ある日の朝、鏡を前にして…えっ!これはなんだろう?もしかしてシミが!?と、私の顔に事件が起こり必死に学んだことを、これからお話し致します。
皆さんはこれはやっぱりシミよね?自分にはシミなんて無縁だと思っていたのに…自分にもシミができてしまった。これは消えるのかな?と焦りがある反面、できてしまったものはもう仕方がないと諦めている、なんてことはありませんか?
そんなできてしまったシミのケアの前に、これから実際私の身に起こったことをお話ししながら、肌のメカニズムについて図解を見ながら、シミへの理解を深めて下さい。
シミの出現、これ消えるの?
ある日、朝起きて鏡を見ると…
あれっ?こんなところにシミができてる?昨日まで無かったはずなんだけれど…。目立つなぁ…。
ビックリですよね。突然出来たかのようなシミ…私も日頃から簡単にしかお手入れをせず楽に過ごしてきたこともあり、反省しつつもシミを発見した時には正直ショックでした。
しかしそんなシミも、年齢やご自身の環境による個人差はあるものの、お手入れをすることによって皮膚科や美容外科に通わなくても、市販のものを使って自宅で手軽に消すことができるんです!
えっ、本当に消えるの?
はい、そうなんです。
これからお話しする今起こっているお肌の状態をよく理解して、根気よくお手入れしながらシミとお付き合いする事によって、4ヶ月目くらいから徐々に薄くなり始め、少し濃く見える時期もありながら、効果が現れ始めそのうち消えていきます。
昨日までなかったはずのシミ、「なんだか以前より濃くなった気がする..」「ちょっと範囲が広がったかな..」「このままでも大丈夫かな?」「もうシミができて月日が経ってしまっているし…」という人には恥ずかしくて言えない悩みを抱えていませんか?
できてしまったシミが気になり始めたものの、お手入れをしないでいると、できた頃のシミは薄かったのに、だんだん濃くなってしまうと言うこともあります。
できたばかりの方も、年数が経ちもう遅いかな?と思われている方も、シミは消せますのでお肌の知識を取り入れつつ、これから一緒にお手入れを始めていきましょう!
もう全部知っているけれど上手くいかない!という方は、下記の記事にて詳しく書き綴っていますので、シミ撃退のためにご自身に足りていない物を見つけだして、実践してみて下さい。
では本題にはいります!
お肌のメカニズムについて
この図を使って今から説明していきます。
メラニンとは
お肌の内部にあり、病原菌や刺激と戦う機能で、分かりやすいところで、肌・髪の毛・眼の前色素が挙げられます。
変化の起きやすい肌でいうと、太陽光を浴び続けると肌を守るために、(上記図)右側の様にメラニンが増え続け、肌は黒く見えてきます。一般的に、「日焼け」と言われているものです。
メラニンの量が多いほど、肌・髪の毛・眼球は黒くなります。
また、メラニンの量が少ないほど、肌は白く、髪の毛の色も白に近づき、眼球の色は薄くなります。
紫外線が弱まり、太陽光からの刺激が減ってくるとメラノサイトからのメラニンの排出量も減り、ターンオーバー(皮膚細胞の生まれ変わり)によって肌の外へ押し出され、(上記図)左側の様に少しずつ元の肌色に戻るのです(日焼けが戻る)。
このように、メラニンの量は太陽光にあたる事によって変化しています。
この太陽光を浴びすぎたり、何らかの理由でメラニンが過剰に作られたりした場合、肌の再生が遅れることによって、シミとなるのです。
メラノサイトとは
上記図の皮膚の下側にあるもので、皮膚は外側から、表皮・真皮・皮下組織の構造になっており、中の方の真皮側の奥、基底層に存在しているメラニンを産み出す細胞です。
太陽光による刺激を受けると、メラニンを産み出す細胞であるこのメラノサイトが活発になり、メラニンを生成します。この仕組みが肌を黒くしている原因で、外の刺激から肌を守っています。
なぜシミができるのか
太陽光を浴びすぎてメラニンが過剰に作られると、メラニンを排出するターンオーバーが遅れることで肌に残ってしまいます。
年齢と共に新しい細胞を生み出す肌の母細胞のエネルギーが衰え、古い細胞が残り続けるために、シミという形で留まってしまうのです。
その他にも甘いものが大好きで、ついつい糖分を摂り過ぎていると長く蓄積されて、お肌が糖化し、シミが出来やすい環境になると言われています。
お肌のターンオーバー
上記図の両サイドに書いてある様に、皮膚の表皮内で起こる細胞の生まれ変わりのことです。
個人差があり、年齢や生活環境によっても変わってきます。
乱れた生活はターンオーバーを遅らせる原因になります。規則正しい生活をこころがけましょう。
これらの肌トラブルの原因になります。
健康な方の 肌再生の周期日数
- 20代〜 約28日
- 30代〜 約45日
- 40代〜 約60日〜
あくまでも目安として頭の片隅に置いてもらえていたら良いです。
筆者一個人の感覚ですが、シミ消しクリームを使用している間にターンオーバーが始まる時期が来ると、シミの部分に肌の入れ替わりが始まったのかな?と思う様なうっすらピリピリと痒くなる感覚がありました。
お肌のために注意すること
- 紫外線をなるべく避ける
- 可能であれば成長ホルモンの妨げにならないよう、お肌のゴールデンタイムである22時〜2時までは睡眠をとる。難しければ、紫外線を避け、静かに芯から熟睡できる4時間をどこかで取る。
- 肌を擦りすぎない
- 精神的なストレスを減らす
- 間違ったスキンケアの仕方をしない
- なるべく便秘をしない
無理をしない程度に、少しでも気をつけることでお肌の状態は変わってきます。
無理をしすぎると長続きしません。
シミにも種類があり、同じ手入れの仕方では全部のシミは消えません。ご自身のシミの状態を知り、仲良く付き合いましょう。
シミの種類について
シミにも種類があるのはご存知でしょうか?皮膚科に通い相談した事で、シミにも種類があることを知り衝撃でした。
ここでは
- 肝斑
- 老人性色素斑(日光性色素斑)
- 炎症性色素沈着
について触れたいと思います。
肝斑
左右の両頬にぼんやりと広がるシミで、場所や範囲は人それぞれです。
30代からの女性に多く、紫外線・ストレスや体調不良によりホルモンバランスが崩れることによって現れ、飲み薬や塗り薬で消えやすいと言われています。
老人性色素斑(日光性色素斑)
一般的にシミと言われているのがこのタイプです。
日光(紫外線)に長時間当たることによってメラノサイトが刺激され、シミの原因であるメラニンが増加。
加齢により皮膚の細胞の入れ替わりが緩みそのまま蓄積されできてしまうシミで、境目が表に現れてから時間が経つにつれて濃くなり、消えにくくなります。
若い頃に日焼けした人ほどできやすく、名前に老人性と付いていますが、日光性なので早い人では10代からでも現れます。
私のシミは初めこのタイプで…後から前述の肝斑が混ざりました。困ったもので、頬の同じような所に2種類のシミができたのです。
炎症性色素沈着
皮膚の下が炎症を起こしている状態です。
年齢は関係なく、かぶれやニキビの跡が色素沈着したこげ茶色のシミになります。
シミを消すために必要なこととは
そのままにしていては、なかなか消えてくれるものではありません。反対に増えてしまうかも…。
- 自分のターンオーバーの日数を知る
- 自分のシミの種類は何かを知る
- シミができた部分の遅れているターンオーバーを正常化させる
- シミ部分のメラニンの発生を遅らせる必要がある
なるほど!
早めのお手入れをオススメします!
まとめ
シミへの理解が深まったところで、次は実際に私のシミが消えた手順で、どんな成分のものが良いか、使用している基礎化粧品を元に紹介していきます。
なかなか消えないけれどお手入れ方法が間違っているのかな…?
初めてだし、何を揃えたら良いか分からないなぁ…
上記のように思われて居られる方は「シミ消しのための愛用している基礎化粧品」にてお手入れ方法を記載しています。
もうお手入れの手順も何もかも知っていてクリームだけ知りたい!という方は「アラフォー体験。もう手放せない消える!シミを消すためのクリーム」の記事に紹介していますよ。
余談
自分にシミができて、お手入れ法を見つけるまでの経緯
30代突入後すぐの頃は何も手入れしなくてもシミなんてできないよ?とルンルンで思っていた私ですが、それから2年後。
シミがだんだんでき始め恥ずかしくなってきたので、ドラッグストアの市販の基礎化粧品でシミが無色化すると言われる物を使ってみるものの、やっぱり効果ないなぁと思い一度は断念。そのうち範囲が広がり..濃くなり始め..このままではマズいと思い、行動を起こし始めた時には30代半ば手前。
その頃には私の両頬に人差し指の爪くらいの大きさのシミがすでにできてしまっていました
32歳で出来てしまっていた右頬のシミに加え、新たに左頬に出来てしまった同じような大きさのシミが気になり、このまま広がっていくのでは?と思い、悩んだ末、皮膚科に行き相談することに。
皮膚科に通い先生に相談すると、個人差があるので直ぐとはいかないけれど、根気よく治していきましょうねと微笑まれ、治療を始めることしました。
処方して下さったクリームや飲み薬を開始し、左の頬は1ヶ月ほどでピリピリと痒みがではじめ、お肌の再生かな?と思いながらも続けると、できたばかりで薄かったこともあり、皮膚が剥がれてポロポロッと取れ、よく見ないと分からないくらいにまで薄くなったものの…
右頬のシミは、ずいぶん前にできてそのままにしていたので濃くなっており、皮膚科に3ヶ月通うものの取れませんでした。なかなか良くならないので、先生からは「こんな物も有りますよ」と美白コンシーラーを勧められ…
もう消えないかもと思うと、どのくらいの期間を病院に通わないといけないのかもわからず、時間もそんなに取れる訳ではないしお金ばかりがかかると思い病院も断念。
レーザー治療がどんなものか見てみるものの、子育てにお金がかかるし余裕がなく、消してもらってもまたできるのではないか?と思うと高くて断念。
うーん…困った。もうずっとこのままかな..。母に日焼け止めを勧められるものの怠り…。若い頃に何もしてこなかったのが悪いし、隠すしか無いのかな..と悩み、その日を境に色々と調べては試す日々が続きました。
そこで!この肝斑・老人性色素斑(日光性色素斑)もお肌のメカニズム・知識を持ってシミと向き合い、きちんとこのお手入れをしていけば、長く留まっていたシミも消えて無くなるという方法を40代にして結果が出ることになり、ようやく見つけたのです。
最初のシミができてから、消えていくことが分かるまでになんと10年以上が経っていますね。改めてこんなに年月が過ぎていてビックリしました。
今だから皆さんに笑いごととしてお話ができますが結果オーライです。
このサイトでご自身のお手入れでもシミが消えることを知られた方は運が良いです。
ぜひこれからシミ消しに挑戦してみませんか!
レーザー治療はちょっと…取ってもまた出来るかもしれないし…。市販の飲み薬はどうなんだろう?と思われている方は、次の基礎化粧品の記事を読まれてみてはどうでしょう。